ほくろ除去をレーザーでしたい！レーザー治療の経過とリスクについて

2023/06/29

レーザー治療にリスクはあるのか

レーザーによるほくろ除去のリスクとしては、黒い部分が残ってしまう可能性があることが挙げられます。レーザーは皮膚の比較的浅い部分に対する施術であることから、皮膚の深い部分にまで黒い部分があると、除去しきれない可能性があるのです。

また、一般的なメスを使用した手術と比較すると、施術後に再びほくろが出てきてしまう可能性があります。ほくろの完全な除去を希望するのであれば、メスによる手術を選択した方が良いケースはあるでしょう。

ほくろ除去を行う際に気を付けるべき点としては、わずかでも傷跡が残ることが挙げられます。どんな施術方法を選んだとしても、肌へ一定のダメージを与えることは避けられないためです。ほとんど目立たないレベルにまで抑えることは可能ですが、それでも傷跡が残ることは覚悟しておかなくてはなりません。

また、除去したほくろは元に戻らないことも、手術前に理解しておくべきでしょう。今は消したいと思っていたとしても、後悔することがないとは限りません。

良性のほくろであれば、放っておいても健康上の支障をきたすことはほとんどありません。しかし、中には悪性化してしまう可能性もあることは、理解しておくとよいでしょう。1％にも満たない非常に低い確率ではありますが、心配な方は医師に相談しておくことをおすすめします。

また、ほくろが急速に盛り上がってきたり、数が増えてきたりした場合には注意が必要です。皮膚がんの可能性もあるため、早期に皮膚科専門医へ相談するようにしましょう。