皮膚科でほくろ除去した場合の費用は?保険診療は可能?
保険対象はメラノーマなど一定の条件が対象
ほくろ除去が健康保険の対象になるためには、悪性のほくろである「メラノーマ」であると診断されるなど、一定の条件があります。原則としては、放置することで健康上のリスクがあると判断される場合、保険適用になることが一般的です。
メラノーマでない場合でも、ほくろが生活に支障を期待していると判断される場合は。保険適用になる可能性が高まります。例えば、目元にほくろがあることで視界を制限している場合は保険適用の可能性が高いでしょう。
切開法やくりぬきでの除去なら対象となる可能性がある
メスによる切開法やくりぬきでの除去の場合は、健康保険の対象となる可能性があります。メスによる切開法やくりぬきは悪性のほくろや比較的大きい・深いほくろに対して実施されることが多く、日常生活に支障が発生しているとみなされやすいためです。
悪性の腫瘍だった場合、早期に取り除くこと皮膚から完全に取り除くことが求められます。そしてほくろを完全に取り除くためには、切開法やくりぬきなどが活用されることが多いのです。
レーザーでの治療は対象外
レーザー(電気メスも)での治療は、健康保険の適用対象外になることが一般的です。レーザーによるほくろ除去においては、完全に取り切れず除去した後にほくろが再発してしまう恐れがあるためです。悪性のほくろを取り除くにあたっては、組織を完全に取り除かなくてはなりません。
ただし、レーザー治療であるからといってすべてが保険適用外になるとまではいえません。ケースによっては、レーザー治療でも保険的にようになることはあります。